在宅添削・在宅採点はこんなお仕事(感想・体験談)

在宅で添削の仕事をしていた時、特に主婦の方々から「どうやったら在宅でお仕事できるの?」「お給料は?」「資格とかいらないの?」など、たくさん質問されました。

管理人は以前、小さな塾で答案を採点したり、中学生の模試の答案を採点したり、在宅で赤いペンを使って小学生の答案を添削したりしていました。

今回は人気の在宅ワークの中から、在宅勤務の「添削・採点」について詳しく紹介します。
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在宅の添削・採点ってどんなお仕事?

在宅勤務の中でも非常に人気の高いお仕事ですが、そもそも「添削」と「採点」にはどんな違いがあるのでしょうか。

添削と採点の違い

【添削】
添削は答案などを正しく書きなおしたり、書き加えたりします。
指導する要素の強い作業です。

【採点】
採点は回答をもとにマル付けをして点数を付けることです。
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添削と採点に違いはあるのですが、一般に「添削」の業務は、マル付けと指導(書き加えたり直したり)の両方です。またコメントやイラストを書き加えるタイプの仕事もあります。添削は採点プラスアルファーと考えられます。

そして「採点」の業務はマル付けですが、答えがひとつではない物もあるため、どんな答えに丸を付けるかの判断力も必要です。また場合によっては△を付けたり、10点中何点などと採点者が判断しなくてはいけないタイプのお仕事もあります。

このように「添削」も「採点」もお仕事によって千差万別です。

在宅の添削・採点ってどんなお仕事?

みなさん大体想像は付くと思うのですが、自宅でマル付けをするお仕事です。

模試の採点や子供の通信教育の答案の添削などのほかに、大人の資格取得のための通信教育の添削や論文などの添削もあります。

手順は会社によって変わってくるとは思いますが、大抵の場合

「答案を受け取る→採点もしくは添削→点数などをPCに入力→答案提出」

という流れが主流だと思います。(答案の受け渡しは、直接会社に出向いてだったり、郵送だったり、すべてweb上の専用ページなどで行うペーパーレスのタイプの添削も)

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それ以外に、電話やメールによる生徒さんやおうちの方向けのサポートがあるところも。(成績表作成などがあるお仕事も)また、大抵の場合本社などで指導者の集まりや研修などがあるはずです。(多い所は週1~2回も!少ない所でも数か月に1回から年数回程度。無い所もああります)

不明点などは電話やメールで質問出来るところが多いようです。

仕事によっては添削のある期間と無い期間があるため、添削が無い時期は空き時間があっても、添削の期間は外でパートアルバイトをする以上に忙しいでしょう。

思った以上に大変で続かない人もいます。
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コンスタントに仕事があるものもあれば、繁忙期のみの仕事もあり、会社によっても仕事によっても様々です。

採用基準は?資格とか必要なの?

こちらも会社やお仕事内容によって違います。

幼児、小学生対象なら短大卒以上というのがひとつの目安かもしれません。専門卒以上のところもありますし、4年制大学卒以上のところも多いです。中高生以上対象になると4年制大学卒以上のみ採用のところが多いと思います。

また専門的な資格取得の講座の添削などは、その専門的な資格を持っている事が前提です。

大抵の場合、書類審査に通った後に学力と文章力などを見る総合的なテストと、小論文などがあり、面接もあるところが多いです。

審査には実際の添削業務の模擬添削がある事も。

お給料は月いくら?

完全出来高制です。答案の種類、難度、会社によっても様々ですが、一例をご紹介。

【 とある会社の場合(一例)】
・月に20人の生徒さんを持つ担当制の添削業務
・一人の生徒さんに付き3教科あり、答案の枚数は全部で60枚。
・生徒さんから質問メールが届く
・添削後答案をまとめてweb上で点数を入力送信する業務あり
月に1回まとめて届くタイプ。締め切りまでの間に仕上げて提出。
上記の内容で月約1万5000円から2万円ほどです。

一例を紹介しました。

手書きの場合とPCを使用しての場合があります。

初めから沢山の答案や生徒さんを持たせてもらえるとは限りませんし、万が一持たせてもらえても最初の数か月はついていくのに精いっぱいです。

また、毎月答案の数が変動する場合もありますし、一定量のことも。数年続けてベテランになってきて初めて答案の数を自分でコントロールできると考えておいた方がいいです。

初めのうちは時給に換算して100円のことも!その内300円、徐々に500円・・・となっていくと思いきや、在宅で丁寧に添削するため、時間をかけすぎてしまう傾向が。時給で考えると高い収入は望めません。

よく、在宅なのに時給1000円以上の添削があると聞きませんか?モノによっては有ります。

数をこなすと時給1200円などになるお仕事もあるにはあります。しかしかなりハードで、答案を受け取ってから締め切りまで、たった1日で数百枚のペースです。初めのうちは睡眠時間を削ることになります。これを何年も続けている超ベテランさんになると在宅なのに1500円2000円と言う人がいるのも事実。しかし超少数派です。

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高校生対象の添削でも、難関大学入試レベルの添削となると時給や答案1件あたりの単価が500円以上のものもあるなど高い傾向に。(答案は1件1枚とは限りません。4,5枚あるものもあります)また特殊な資格取得の答案の採点などもありますが、まずその資格を持っている事が最低条件になります。

大学入試レベルの答案の採点や、難関資格取得答案の採点業務などでない限り、時給は300円以下、月2万円以下が相場だと思ってください。(会場採点のあるものは除く)

時給1000円以上稼ぎたい人は、会場で行う模試などの採点バイトのほうが向いていると思います。

採点バイトとは、大抵の場合、会場に集まって大勢でマル付けをするお仕事。以前は「答案を会場で受け取って家に持ち帰り、家でマル付けをして翌日また会場に持参して受け渡し後、会場で他の人の採点した答案と交換して採点が有っているかどうかの確認→新しい答案を受け取って帰宅」というタイプの採点バイトが多かったのです。これは在宅+会場採点というスタイルですが、最近は紛失防止や個人情報保護などの観点から徐々に減ってきているようです。

どうやったら採用されるの?

「採用されるコツとかある?」当時よく聞かれたことなのですが、採用されるコツなどは正直ありません。

しかし他の採点者、指導者の方にお会いして思ったのは、みなさんとても熱心であるということ。仕事への情熱が半端ありません。

業務以外の時間も暇さえあれば「どうやったら生徒さんに理解してもらえるか」「どうやったらやる気になってくれるか」など指導の仕方の研究に余念がありません。

また、採点・添削する上で知っておいた方がいいと思われることを自ら探して勉強されていますし、教える者として学力の再確認、維持、向上は当たり前。スタッフ間でのやり取り、交流、勉強会なども大切にされていました。

協調性を大切にするかたが多かったです。
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それから、みなさん「字は大変丁寧」です!

字のうまい下手よりも、丁寧かどうか、読みやすいかどうかが重視される傾向にあるようです。「100点」などの点数も、崩さずにきれいに書きます。

生徒さんの気持ちを考えた指導はもちろんのこと、学ぶ姿勢を持ち続け、人の意見を聞き、仲間と協力しあい、丁寧かつ正確・迅速なプロのお仕事をしなくてはいけませんので、その辺を確かめる試験、面接であると思われます。

高校生までの生徒さん対象の場合、子供が好きであることが重要なのはいうまでもありません。
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また、不採用は当たり前だと考えて下さい。

募集人数に対して応募者が殺到し過ぎたり、住まいが勤務地から遠すぎるなどの理由もあるそうです。

在宅勤務の採点・添削は人気の職種です。数社に応募しても不採用というのはよくある事です。同じ会社に応募し続けて確か5~6年越し?で採用された粘り勝ち組もいます。

まとめと注意点

いかがでしたか?

ひとくちに「在宅の採点、添削のお仕事」といっても、本当に様々です。

在宅で比較的自由に働けるのは魅力的ですが、締め切り、本部での集まりやスタッフ同士の交流、学力の維持・向上などに勤めながら、迅速かつ丁寧で正確な仕事をこなす事は、時間的にも体力的にも精神的にもハードです。

「在宅=ひとりで自由に」 という単純なものではありません。

収入も多くの場合微々たるものです。これは在宅であるがゆえに自分で時間をかけてしまいがちである事も関係しているかもしれません。

週1回、外で働いた方がはるかに稼げることも。

それでも、家で好きな時間に息抜きしながら仕事をしたい人や、どうしても在宅でないといけない人にとっては憧れのお仕事。向いていれば、やりがいや達成感はかなりのものです。

あなたにピッタリのお仕事が見つかりますように!

採点・添削の在宅勤務で最低限考えられる注意事項をまとめておきましたので参考にしてください。(会社によって異なります)

●答案に臭いやシミ、折り目などが付いてはいけない
●答案の紛失は厳禁
●子供やペットに注意
●採点中の飲食は厳禁(休憩などは答案から離れた別の場所で)
●締め切りは必ず守る
●始めたからには少なくとも契約期間は続ける
●インターネット接続環境必須の場合が多い(速度の遅いものは×)
●固定電話やFAXが必要なお仕事もある
●在宅は在宅でも出社がある場合が多い。会場採点のあるお仕事もあるため、申し込みの段階で要確認!
(基本的に在宅で採点するタイプのお仕事でも、” 出来上がった答案を会場に持って行って他の採点者と交換して見直しをする ” という会場採点の業務がセットになっているお仕事もあります。採点ミスを見逃さない為には大変有効なことですが、在宅のはずが毎回会場に足を運ぶことになるので、会場採点が無理な方は要注意。また答案を自分で届けなくてはいけないなどが無いかなども確認しておきましょう)





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